小径コア法による構造体コンクリートの強度検査法
(ソフトコアリング試験法)
はじめに
近年、公共工事や生コンクリートを取り巻く環境が厳しくなっている事情を背景に、施工における構造体コンクリートの品質確保が改めて注目されており、構造物への損傷を可能な限り抑えたコンクリートの強度検査法が求められております。
国土交通省も、完成検査や中間検査においてコンクリート構造物の強度検査を試行的に実施する取組みが始まっており、そのための基準として「微破壊・非破壊試験によるコンクリート構造物の強度測定試行要領」(平成18年9月)が発表されております。
この要領では、超音波を使用する非破壊試験法と伴に、「小径コア」による微破壊試験法が推奨されており、具体的な実施要領として「小径コア試験による新設の構造体コンクリート強度測定要領(案)」(土木研究所)が発表されております。
特 長
この試験法「ソフトコアリング」は、コンクリート構造物から採取した直径Φ25mmの小径コアを用いて、構造体コンクリートの圧縮強度、塩化物イオン濃度、中性化深さを測定し、従来の直径Φ100mm標準コアと同等な精度を確保することが可能となるように開発された技術で、以下の特長を持ちます。
| 特 長 | |
| 1 | ・主要な構造部材から採取しても構造物に与えるダメージが少なく、非破壊試験の簡便さと破壊試験の正確さを併せ持っている。 |
| 2 | ・複数箇所でコアを採取することが容易なため、測定値の信頼性を高められる。 |
| 3 | ・過密な配筋状態でも、鉄筋切断の可能性が少ない。 |
| 4 | ・コアの採取が容易で、採取後の補修も容易である。 |
| 5 | ・長いコアを採取すれば、深さ方向の品質分布調査が可能である。 |
| 6 | ・小型のポータブル試験機を用いれば現地で直接試験が可能である。 |
この小径コアによる試験方法は新設構造物の品質を直接検査できるだけでなく、既設構造物の試験にも適用が可能で、既設構造物の効率的な維持管理にも役立つ技術と言えます。
留意事項
「ソクトコアリング」技術には特許(特許第3067016)があり、ソフトコアリング協会(SC協会)が特許の実施権を有しておりますが、当社はこの協会の正会員(S07-03)に所属しております。試験は、協会の技術仕様に基づく講習を修了した社員が実施します。
ソフトコアリング協会のホームページ URL : http://www.softcoring.jp/
当社パンフレットのダウンロードはこちらから
土木構造物用 : ソフトコアリングC+
見積り例
建築構造物用 : ソフトコアリング
連絡先
担当: 佃(つくだ)
電話:0857-28-5191(代)